問19
ガスクロマトグラフ分析法による検出下限濃度を求めるため、管理濃度の1/10の濃度の空気を 2.0 L 捕集した試料に相当する溶液を5回繰り返し測定したところ、気中濃度として平均値 0.30 ppm、標準偏差 0.02 ppm であった。この測定法の検出下限濃度に相当する気中濃度として、正しい値は次のうちどれか。
- (1)0.02 ppm
- (2)0.06 ppm
- (3)0.1 ppm
- (4)0.2 ppm
- (5)0.4 ppm
正答 (2)
ガスクロマトグラフ分析法の検出下限は、標準偏差の3倍(3σ)に相当する濃度です。(定量下限は10σです。)
3σ = 3 × 0.02 ppm = 0.06 ppm
よって(2)です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「ガスクロマトグラフ分析法の定量下限の計算」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:ガスクロマトグラフ分析法の定量下限の計算
定量下限は標準偏差の10倍。検出下限は3倍。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)