原子の構造(電子・陽子・質量数・帯電)
ランクA 分析に関する概論・3回出題
正しい理解
電子の質量は陽子の約1/1840。電子を失うと正に帯電。質量数=陽子数+中性子数。
なぜそうなるのか
電子は負の電荷を持つので、失えば残りは正になる。
この罠が狙われた問題
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
分析に関する概論
ランクA
- (1)アボガドロ定数の数の物質粒子(原子、分子、イオン等)の物質量は、1モルである。
- (2)原子量は、¹²C の質量を基準として定められている。
- (3)電子の質量は、陽子の質量と同程度である。
- (4)陽子数が同じで、中性子数が異なる原子どうしを互いに同位体という。
- (5)中性の原子又は分子は、電子を失うと正に帯電する。
正答 (3)
電子の質量は、陽子の質量の約 1/1840 しかありません。「陽子と同程度」とする選択肢3は誤りです。
原子の質量は、ほぼ原子核(陽子と中性子)の質量で決まり、電子はほとんど重さに寄与しません。電子が出入りしても原子の質量がほとんど変わらないのはこのためです。
電子の質量は陽子の約1/1840。電子を失うと正に帯電。質量数=陽子数+中性子数。
なぜ?電子は負の電荷を持つので、失えば残りは正になる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和5年度 第2回(2024年2月実施)
分析に関する概論
ランクA
- (1)アボガドロ定数の数の物質粒子(原子、分子、イオン等)の物質量は、1モルである。
- (2)原子量は、¹²C の質量を基準として定められている。
- (3)原子の質量数は、その原子が有する陽子数と電子数との和である。
- (4)原子番号の順に元素を並べると、原子及び単体の諸性質に一定の周期性がある。
- (5)中性の原子又は分子は、電子を失うと正に帯電する。
正答 (3)
原子の質量数は、原子核に含まれる陽子の数と中性子の数の和です。電子は質量がとても小さく、質量数には含めません。「陽子数と電子数との和」とする選択肢3は誤りです。
原子番号は陽子の数、質量数は陽子と中性子の数の和です。陽子の数が同じで中性子の数が違う原子が同位体です。
電子の質量は陽子の約1/1840。電子を失うと正に帯電。質量数=陽子数+中性子数。
なぜ?電子は負の電荷を持つので、失えば残りは正になる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)