問1
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)アボガドロ定数の数の物質粒子(原子、分子、イオン等)の物質量は、1モルである。
- (2)原子量は、¹²C の質量を基準として定められている。
- (3)電子の質量は、陽子の質量と同程度である。
- (4)陽子数が同じで、中性子数が異なる原子どうしを互いに同位体という。
- (5)中性の原子又は分子は、電子を失うと正に帯電する。
正答 (3)
電子の質量は、陽子の質量の約 1/1840 しかありません。「陽子と同程度」とする選択肢3は誤りです。
原子の質量は、ほぼ原子核(陽子と中性子)の質量で決まり、電子はほとんど重さに寄与しません。電子が出入りしても原子の質量がほとんど変わらないのはこのためです。
この問題で狙われた罠:原子の構造(電子・陽子・質量数・帯電)
電子の質量は陽子の約1/1840。電子を失うと正に帯電。質量数=陽子数+中性子数。
なぜ?
電子は負の電荷を持つので、失えば残りは正になる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)