ニトログリコール
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中8回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| 液体捕集法-吸光光度分析法 |
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p.296〜299 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(10問・8回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
特定化学物質Ⓐと、その分析を吸光光度分析法を用いて行う場合の標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | フッ化水素 | アセトン |
|---|
| (2) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | オーラミン | メタノール |
|---|
| (5) | ニトログリコール | 精製水 |
正答 (1)
吸光光度分析法での標準原液(標準液)の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- フッ化水素:フッ化ナトリウムを精製水に溶かして標準原液(80 µg HF/mL)とします。アセトンは使いません。選択肢1は誤りです。
- ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液に溶かします(選択肢2)。
- クロロメチルメチルエーテル:アセトンに溶かします(選択肢3)。
- オーラミン:メタノールに溶かします(選択肢4)。
- ニトログリコール:精製水に溶かします(選択肢5)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「弗化水素」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:弗化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | α-ナフチルアミン | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリロニトリル | 図の3 |
|---|
| (4) | o-トルイジン | 図の4 |
|---|
| (5) | ペンタクロロフェノール | 図の5 |
正答 (2)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 2 α-ナフチルアミン:図の2は、ナフタレンのβ位(2位)にアミノ基がついたβ-ナフチルアミン(2-ナフチルアミン)です。α-ナフチルアミンは、アミノ基がα位(1位、縮合した炭素の隣)についています。組合せは誤りです。
- 1 ニトログリコール(O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂)、3 アクリロニトリル(CH₂=CH−C≡N)、4 o-トルイジン(ベンゼン環にNH₂とCH₃が隣り合ってついた構造)、5 ペンタクロロフェノール(フェノールの水素5個が塩素に置き換わった構造)は、正しい組合せです。
よって(2)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | シアン化カリウム | 精製水 |
|---|
| (2) | α-ナフチルアミン | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (5) | ニトログリコール | 精製水 |
正答 (2)
吸光光度分析法で、標準原液の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- α-ナフチルアミン:0.05 M硫酸(捕集液と同じもの)に溶かします。水酸化ナトリウム溶液ではないので、選択肢2は誤りです。
- シアン化カリウム:精製水、クロロメチルメチルエーテル:アセトン、ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液、ニトログリコール:精製水
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
ある特定化学物質に関して以下の情報を得た。㋑ 分子内に窒素原子を1つ含む㋺ アミノ基を有する㋩ 常温(25 ℃)で液体であるこの情報に合致するのは次のうちどれか。
- (1)1,1-ジメチルヒドラジン
- (2)アクリルアミド
- (3)α- ナフチルアミン
- (4)o-トルイジン
- (5)ニトログリコール
正答 (4)
条件を、各物質に当てはめます。
- ㋑ 窒素原子を1つ含む、㋺ アミノ基をもつ、㋩ 常温で液体の物質は、o-トルイジンです(ベンゼン環に −NH₂ と −CH₃)。
- 1,1-ジメチルヒドラジンは、窒素原子を2つ含みます。アクリルアミドとα-ナフチルアミンは、窒素原子は1つですが、常温で固体です。ニトログリコールは、窒素原子を2つ含みます。
よって(4)です。(融点などの物性は、一般的な化学便覧によります。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法で測定する場合に、ジアゾカップリング反応による発色を利用する物質は次のうちどれか。
- (1)塩素化ビフェニル
- (2)オーラミン
- (3)p-ニトロクロロベンゼン
- (4)p-ジメチルアミノアゾベンゼン
- (5)ニトログリコール
正答 (3)
p-ニトロクロロベンゼンは、亜鉛末と塩酸でニトロ基をアミノ基に還元し、亜硝酸ナトリウムでジアゾ化したあと、カップリング試薬と反応させる、ジアゾカップリング反応で発色させます。よって(3)です。
オーラミンは、それ自体が色素なので、発色操作を行いません。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の特定化学物質Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | ジクロロベンジジン | 図の2 |
|---|
| (3) | ベンゾトリクロリド | 図の3 |
|---|
| (4) | o-トリジン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (1)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 1 ニトログリコール:エチレングリコールの2つの水酸基が硝酸エステルになった化合物で、O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂です。図の1は、炭素に水酸基(OH)とニトロ基(NO₂)が直接ついた構造で、ニトログリコールではありません。組合せは誤りです。
- 2 ジクロロベンジジン、3 ベンゾトリクロリド、4 o-トリジン、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(1)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
測定対象物質Ⓐとその捕集又は分析で使用される試薬Ⓑとの次の組合せのうち、不適当なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | エチレンオキシド | ナフトキノンスルホン酸 |
|---|
| (2) | ジアニシジン | p-ジメチルアミノベンズアルデヒド |
|---|
| (3) | フッ化水素 | アリザリンコンプレクソン |
|---|
| (4) | ニトログリコール | N、N'-ジフェニルベンジジン |
|---|
| (5) | ホルムアルデヒド | 2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH) |
正答 (1)
ナフトキノンスルホン酸は、エチレンイミンの吸光光度分析法で使う試薬です(エチレンオキシドの試薬ではありません)。「エチレンオキシド/ナフトキノンスルホン酸」とする選択肢1は不適当です。エチレンオキシドは、臭化水素酸を含浸した活性炭管に捕集して、誘導体化します。
フッ化水素はアリザリンコンプレクソン、ホルムアルデヒドは2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)を使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、直接捕集法でも固体捕集法でも捕集・分析が可能なものはどれか。
- (1)硫酸ジメチル
- (2)ニトログリコール
- (3)アクリロニトリル
- (4)p-ニトロクロロベンゼン
- (5)ニッケルカルボニル
正答 (3)
アクリロニトリルは、直接捕集法(捕集袋など)でも、固体捕集法(活性炭管など)でも、捕集・分析ができる物質です。よって(3)です。
硫酸ジメチルとニトログリコール、p-ニトロクロロベンゼンは、固体捕集法などで捕集します。ニッケルカルボニルは、直接捕集法などで捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリロニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリロニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | o-フタロジニトリル | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリルアミド | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (3)
各化合物の構造式を、図と照らし合わせます。
- 3 アクリルアミド:CH₂=CH−CO−NH₂(末端の二重結合)です。図の3は、H₃C−CH=CH−CO−NH₂で、メチル基が増えたクロトンアミドの構造です。別の物質で、組合せは誤りです。
- 1 ニトログリコール(O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂)、2 o-フタロジニトリル(ベンゼン環の隣り合う位置にCN×2)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(3)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法で測定する場合に、ジアゾカップリング反応による発色を利用する物質は次のうちどれか。
- (1)塩素化ビフェニル
- (2)オーラミン
- (3)コールタール
- (4)3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン
- (5)ニトログリコール
正答 (4)
ジアゾカップリング反応で発色させるのは、芳香族アミンです。芳香族アミンは、亜硝酸ナトリウムでジアゾ化され、カップリング試薬と反応して、アゾ色素をつくります。3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)は、アミノ基をもつ芳香族アミンなので、この反応を利用します。よって(4)です。
塩素化ビフェニルとコールタールは、ガスクロマトグラフ分析法や重量分析法、オーラミンは、それ自体が色素なので、発色操作が不要です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)