オーラミン
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中9回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| ろ過捕集法-吸光光度分析法 |
ろ紙 |
メタノール |
|
430nm |
p.205〜208 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(9問・9回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
特定化学物質Ⓐと、その分析を吸光光度分析法を用いて行う場合の標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | フッ化水素 | アセトン |
|---|
| (2) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | オーラミン | メタノール |
|---|
| (5) | ニトログリコール | 精製水 |
正答 (1)
吸光光度分析法での標準原液(標準液)の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- フッ化水素:フッ化ナトリウムを精製水に溶かして標準原液(80 µg HF/mL)とします。アセトンは使いません。選択肢1は誤りです。
- ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液に溶かします(選択肢2)。
- クロロメチルメチルエーテル:アセトンに溶かします(選択肢3)。
- オーラミン:メタノールに溶かします(選択肢4)。
- ニトログリコール:精製水に溶かします(選択肢5)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「弗化水素」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:弗化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
次の測定対象物質のうち、固体捕集法による捕集が不適切なものはどれか。
- (1)アクリロニトリル
- (2)ナフタレン
- (3)ベンゼン
- (4)ベンゾトリクロリド
- (5)オーラミン
正答 (5)
オーラミンは、粒子状(粉じん)の物質で、グラスファイバーろ紙などにろ過捕集します。固体捕集法は、ガス状・蒸気状の物質を、活性炭などの捕集剤に吸着させる方法なので、オーラミンの捕集には不適切です。よって(5)です。
アクリロニトリル、ナフタレン、ベンゼン、ベンゾトリクロリドは、いずれも固体捕集法で捕集できます(ナフタレンとベンゾトリクロリドは、ろ過捕集との組合せが使われることもあります)。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | エチレンイミン | 精製水 |
|---|
| (2) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | オーラミン | メタノール |
|---|
| (5) | シアン化カリウム | 希硫酸 |
正答 (5)
吸光光度分析法で、標準原液の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- シアン化カリウム:精製水に溶かして標準原液にします。希硫酸ではありません。選択肢5は誤りです。
- エチレンイミン:精製水、ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液、クロロメチルメチルエーテル:アセトン、オーラミン:メタノール
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
特定化学物質
得点必須A暗記で解く
次の化学物質のうち、可視部の吸光光度分析法で定量する場合に発色操作を必要としないものはどれか。
- (1)アクリロニトリル
- (2)ペンタクロロフェノール
- (3)トルエンジイソシアネート
- (4)オーラミン
- (5)p-ニトロクロロベンゼン
正答 (4)
オーラミンは、それ自体が色素(塩基性色素)なので、発色操作を行わず、ろ紙に捕集した試料をメタノールで溶出して、そのまま吸光度を測定できます。アクリロニトリル、ペンタクロロフェノール、トルエンジイソシアネート、p-ニトロクロロベンゼンは、発色操作が必要です。よって(4)です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、全12回中4回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中4回出題(出題確率33%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法で測定する場合に、ジアゾカップリング反応による発色を利用する物質は次のうちどれか。
- (1)塩素化ビフェニル
- (2)オーラミン
- (3)p-ニトロクロロベンゼン
- (4)p-ジメチルアミノアゾベンゼン
- (5)ニトログリコール
正答 (3)
p-ニトロクロロベンゼンは、亜鉛末と塩酸でニトロ基をアミノ基に還元し、亜硝酸ナトリウムでジアゾ化したあと、カップリング試薬と反応させる、ジアゾカップリング反応で発色させます。よって(3)です。
オーラミンは、それ自体が色素なので、発色操作を行いません。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法による捕集が不適当なものはどれか。
- (1)p-ジメチルアミノアゾベンゼン
- (2)塩化ビニル
- (3)オーラミン
- (4)コールタール
- (5)マゼンタ
正答 (2)
塩化ビニルは、常温で気体なので、ろ過捕集法では捕集できません(固体捕集法または直接捕集法を使います)。「塩化ビニル」とする選択肢2は、ろ過捕集法による捕集が不適当です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
p-ジメチルアミノアゾベンゼン、オーラミン、コールタール、マゼンタは、粒子状(粉じん)の物質で、ろ過捕集法で捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物のうち、25℃、1気圧で液体であるものはどれか。
- (1)オーラミン
- (2)臭化メチル
- (3)硫化水素
- (4)エチレンイミン
- (5)アクリルアミド
正答 (4)
25℃、1気圧で液体の物質は、沸点が25℃より高く、融点が25℃より低い物質です。エチレンイミンは、沸点が約56℃、融点が約−71℃で、常温で液体です。オーラミンとアクリルアミドは、常温で固体、臭化メチル(沸点約4℃)と硫化水素(沸点約−60℃)は、常温で気体です。よって(4)です。(物性値は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の㋑から㋥の測定対象物質について、相補型ろ過捕集方法(ろ過捕集材と吸着剤とを組み合わせた捕集方法)により捕集することが必要であるものの組合せは下のうちどれか。
㋑塩化ビニル
㋺ o-フタロジニトリル
㋩オーラミン
㋥アクリルアミド
- (1)㋑㋺
- (2)㋑㋥
- (3)㋺㋩
- (4)㋺㋥
- (5)㋩㋥
正答 (4)
相補型ろ過捕集方法(ろ過捕集材と吸着剤の組合せ)が必要なのは、粒子とガス(蒸気)の両方の状態で存在する物質です。
- ㋺ o-フタロジニトリル:ろ紙と固体捕集用充填剤の組合せで捕集します。
- ㋥ アクリルアミド:ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトの組合せで捕集します。
- ㋑ 塩化ビニルは気体(直接捕集法・固体捕集法)、㋩ オーラミンは粒子(ろ過捕集法)で、相補型は不要です。
よって(4)の㋺㋥です。同じ問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法で測定する場合に、ジアゾカップリング反応による発色を利用する物質は次のうちどれか。
- (1)塩素化ビフェニル
- (2)オーラミン
- (3)コールタール
- (4)3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン
- (5)ニトログリコール
正答 (4)
ジアゾカップリング反応で発色させるのは、芳香族アミンです。芳香族アミンは、亜硝酸ナトリウムでジアゾ化され、カップリング試薬と反応して、アゾ色素をつくります。3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)は、アミノ基をもつ芳香族アミンなので、この反応を利用します。よって(4)です。
塩素化ビフェニルとコールタールは、ガスクロマトグラフ分析法や重量分析法、オーラミンは、それ自体が色素なので、発色操作が不要です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)