問6
騒音の A 測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)A 測定点の位置は、単位作業場所の床面上に任意の基点を定め、原則として、この基点を軸として6m 以下の等間隔で引いた縦の線と横の線との交点のうちから5個の点を選び、測定点とする。
- (2)縦の線の間隔と横の線の間隔は必ずしも同一とする必要はない。
- (3)測定点の高さは床上1.2 m以上1.5 m以下とするが、作業者が作業台等に乗って作業をする場合は、当該作業が行われる作業床から1.2 m以上1.5 m以下とする。
- (4)1測定点における測定時間は10分間以上の継続した時間とし、各測定点の測定時間は等しくする。
- (5)A 測定のみを実施した場合の管理区分の決定は、A 測定の算術平均値は用いるが、標準偏差は用いない。
正答 (1)
騒音の A 測定の測定点は、粉じんなどの A 測定と同じく、6 m 以下の等間隔で引いた縦の線と横の線の交点を全て測定点とします。交点の中から5個を選んで測定点にする、という方法ではないので、選択肢1は誤りです。
交点を測定者が選ぶと、測る場所に偏りが入るおそれがあります。等間隔の線の交点を全て測るのは、測定者の判断を入れずに場を代表させるためです。
この問題で狙われた罠:測定点の線の引き方(等間隔系統抽出)
6m以下の等間隔で縦横の線を引き、その交点を全て測定点にする。縦横の間隔は違ってよく、直交しなくてもよい。設備と重なる交点は除き、線は引き直さない。交点から任意に選ばない。
なぜ?
等間隔系統抽出で、測定者の判断を入れずに場を偏りなく代表させるため。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)