問18
防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)アンモニア用防毒マスクの吸収缶の色は緑色で、硫化水素用防毒マスクの吸収缶の色は黄色である。
- (2)直結式防毒マスクは、隔離式防毒マスクより使用できる環境空気中の対象ガス濃度の範囲が広い。
- (3)一酸化炭素用防毒マスクは、ホプカライトを使用し、触媒作用により一酸化炭素を無害化している。
- (4)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、ジクロロメタン、二硫化炭素については、試験用ガスに比べて破過時間が著しく短くなる。
- (5)防毒マスクの使用範囲は、防毒マスクの種類により異なるが、隔離式ではガス又は蒸気の濃度が 2%(アンモニアにあっては 3%)を超える場所では使用できない。
正答 (2)
隔離式防毒マスクは、吸収缶が大きく、直結式より高い濃度まで使えます。「直結式の方が使用できる濃度の範囲が広い」とする選択肢2は逆で誤りです。
隔離式は2%(アンモニアは3%)、直結式は1%(同1.5%)を超える場所では使えません。
この問題で狙われた罠:防毒マスクの選択と使用
隔離式の方が直結式より高濃度まで使える。しめひもはヘルメットの上からではなく下に。粉じんが混在するときは防じん機能付き吸収缶を使う。複数のガスにはそれぞれに有効な吸収缶を使う。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)