問7
有害物質の極性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)アセトンは、n-ヘキサンよりも極性が大きい。
- (2)アセトンは、二硫化炭素よりも極性が大きい。
- (3)トルエンは、メタノールよりも極性が大きい。
- (4)メタノールは、n-ヘキサンよりも極性が大きい。
- (5)イソプロピルアルコールは、キシレンより極性が大きい。
正答 (3)
トルエンは極性の小さい炭化水素で、ヒドロキシ基をもつメタノールより極性は小さい物質です。選択肢3は誤りです。
アルコールやケトンのように酸素を含む官能基をもつ物質は極性が大きく、n-ヘキサン、トルエン、キシレン、二硫化炭素のような物質は極性が小さい、と整理しておきましょう。
この問題で狙われた罠:極性の大小
四塩化炭素は無極性でクロロホルムより極性が小さい。アルコールは極性が大きく、トルエンは小さい。
なぜ?
分子の形が対称だと電荷の偏りが打ち消し合う。-OHを持つ分子は偏りが大きい。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)