問12
酸素欠乏症及び硫化水素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)空気中の酸素濃度が15~16%程度の酸素欠乏では、一般に頭痛、吐き気などの症状がみられる。
- (2)海水が滞留している暗きょの内部での作業では、酸素欠乏症及び硫化水素中毒の危険がある。
- (3)窒素ガスで置換したタンク内の空気など、ほとんど無酸素状態の空気を吸入すると徐々に窒息の状態になり、この状態が5分程度継続すると呼吸停止する。
- (4)石炭、硫化鉱又は鋼材を入れてあるタンクの内部での作業では、酸素欠乏症の危険がある。
- (5)汚水その他腐敗しやすい物質を入れてある槽の内部での作業では、酸素欠乏症及び硫化水素中毒の危険がある。
正答 (3)
窒素で置換したタンク内のような、ほとんど酸素のない空気を吸入すると、一呼吸で意識を失い、昏倒することがあります。「徐々に窒息し、5分程度で呼吸停止」とする選択肢3は誤りです。
令和5年度第1回・令和3年度第1回にも、同じ選択肢があります。
この問題のひっかけパターン:無酸素空気は一呼吸で意識を失う
ほぼ無酸素の空気は、一呼吸で意識を失うことがある(徐々に窒息するのではない)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)