問12
液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ミゼットインピンジャーによるガス状物質の捕集では、流量が大きいほど捕集率は低くなる。
- (2)気体を液体捕集によって試料採取する場合、有機溶剤等の揮発性物質の捕集率は、捕集液の温度が低いほど高い。
- (3)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集は、慣性衝突効果によるものである。
- (4)使用後の捕集袋を再使用するためには、水又は洗剤で内面を十分に洗浄しなければならない。
- (5)捕集袋は、5L以上のものを用いる。
正答 (4)
捕集袋を再使用するときは、窒素や清浄空気の送気・排気を繰り返して内面を洗浄します。水や洗剤で洗うと、水分や洗剤の成分が残って次の測定の妨げになるので、選択肢4は誤りです。
令和4年度第2回にも、同じ論点があります。
この問題のひっかけパターン:真空捕集びん・捕集袋
真空捕集びんは1.33kPa以下に減圧して使う。捕集袋は水や洗剤で洗わず、清浄空気で置換して再使用する。
なぜ?
残った空気は試料の希釈誤差になる。水や洗剤は袋に残って汚染源になる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)