問4
化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)窒素は、無色、無臭の気体であるが、高気圧作業においては麻酔作用などが現れる。
- (2)一酸化炭素は、ヘモグロビンの合成を阻害し、貧血の原因となる。
- (3)メチル水銀の慢性中毒では、視野狭窄などの症状が現れる。
- (4)マンガンによる慢性中毒では、筋のこわばり、歩行困難、発語障害などの症状がみられる。
- (5)石綿粉じんは、胸膜肥厚、肺がんなどを生じる。
正答 (2)
一酸化炭素は、ヘモグロビンと強く結合して、酸素を運べなくします。ヘモグロビンの合成を阻害して貧血を起こすのは鉛の特徴なので、選択肢2は誤りです。
令和2年度第2回・令和元年度第2回にも、同じ論点があります。
この問題のひっかけパターン:一酸化炭素(ヘモグロビンとの結合)
一酸化炭素はヘモグロビンと強く結合して酸素の運搬を妨げる(合成を阻害するのではない)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)