問12
水酸化ナトリウムに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- (1)潮解性がある。
- (2)水への溶解時に発熱する。
- (3)空気中の二酸化炭素を吸収する。
- (4)水溶液はアルカリ性を示す。
- (5)水溶液は容量分析の一次標準溶液となる。
正答 (5)
水酸化ナトリウムは潮解性があり、空気中の二酸化炭素も吸収するので、正確な量を量り取ることができません。そのため、一次標準物質にはなりません。選択肢5は不適当です。
水酸化ナトリウム溶液は、フタル酸水素カリウムなどの一次標準物質で標定してから使います。
この問題のひっかけパターン:一次標準物質
一次標準物質は純度が高く安定で、それ自体が基準になる。滴定で純度を決めるものではない。
なぜ?
基準を決める物質を、別の基準で測ったら基準にならない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)