問9
精製水の製造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)蒸留法では、水よりも沸点の高い成分を除去できる。
- (2)逆浸透膜法では、水に不溶の不純物やイオンを除去できるが、溶存気体を完全に取り除くことはできない。
- (3)メンブランフィルターは、水中の粒子を除去できる。
- (4)陽イオン交換樹脂は、水中のハロゲン化物イオンを吸着し水素イオンを放出する。
- (5)イオン交換水の純度の指標として比抵抗値(Ω·cm)が用いられる。
正答 (4)
陽イオン交換樹脂は、水中の陽イオン(ナトリウムイオンやカルシウムイオンなど)を吸着し、水素イオンを放出します。ハロゲン化物イオンなどの陰イオンを吸着して水酸化物イオンを放出するのは、陰イオン交換樹脂です。選択肢4は誤りです。
この問題のひっかけパターン:精製水の製造方法
蒸留器はガラス・石英製(金属は溶け出す)。逆浸透法は浸透圧を超える圧力をかける。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)