問3
物質の溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水に対する溶解度は、ベンゼンよりもフェノールの方が大きい。
- (2)ヘキサンに対する溶解度は、酢酸ナトリウムよりも酢酸の方が大きい。
- (3)グルコースの水に対する溶解度は、エチルアルコールに対する溶解度よりも大きい。
- (4)塩酸は、水に溶解すると完全に解離する。
- (5)酢酸は、水に溶解すると完全に解離する。
正答 (5)
酢酸は弱酸で、水に溶けても一部しか電離しません。「完全に解離する」とする選択肢5は誤りです。
塩酸のような強酸は、水中でほぼ完全に電離します(選択肢4)。
この問題のひっかけパターン:酸・塩の水溶液のpHの大小
同じ濃度なら、2価の強酸(硫酸)<1価の強酸<弱酸。弱酸と強塩基の塩(酢酸ナトリウム)は塩基性。フッ化水素酸は弱酸。
なぜ?
強酸か弱酸か、何価かの2点で順位が決まる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)