問9
試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)市販の濃硫酸の濃度は、ほぼ18mol·L⁻¹である。
- (2)王水は、濃硝酸と濃塩酸とを体積比で1:3に混合した溶液である。
- (3)濃硫酸には、脱水作用がある。
- (4)濃硝酸は、酸化力を有する。
- (5)フッ化水素酸は、強酸である。
正答 (5)
フッ化水素酸は、水中での電離度が小さい弱酸です。強酸とする選択肢5は誤りです。
市販の濃硫酸の濃度はほぼ 18 mol/L(選択肢1)、王水は濃硝酸と濃塩酸の体積比 1:3(選択肢2)で、いずれも正しい記述です。
この問題のひっかけパターン:酸・塩の水溶液のpHの大小
同じ濃度なら、2価の強酸(硫酸)<1価の強酸<弱酸。弱酸と強塩基の塩(酢酸ナトリウム)は塩基性。フッ化水素酸は弱酸。
なぜ?
強酸か弱酸か、何価かの2点で順位が決まる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)