検知管の原理と使い方
有機溶剤・原理・過去12回中6回、関連する論点が出題
原理
検知剤と気体の反応は、温度が高いほど速く、検知管の濃度目盛りは、20℃基準。気圧が高いと、指示値は高く、低いと低く出る。作業場所の室温にしてから使う。
この原理で解ける論点は6個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(3問)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
有機溶剤
得点必須S原理で解く
有機溶剤用の検知管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)検知管の指示値は、高気圧下では高くなる。
- (2)検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が高いほど大きくなる。
- (3)検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。
- (4)検知管は、担体粒子にコーティングした検知試薬と対象物質との化学反応を利用している。
- (5)検知管の指示値は、温度補正をする必要はない。
正答 (5)
検知管の指示値は、温度の影響を受けるので、温度補正が必要です。「温度補正をする必要はない」とする選択肢5は誤りです。
検知管の指示値は、高気圧下では高くなります。検知剤と気体の反応速度は、温度が高いほど大きくなります。検知管は、作業場所の室温にしてから使います。検知管は、担体粒子にコーティングした検知試薬と対象物質との化学反応を利用しています。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:初見の選択肢ですが、原理「検知管の原理と使い方」(過去12回中6回出題)を理解していれば、解けます。
原理から解く:検知管の原理と使い方(過去12回中6回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「検知管の指示値は、高気圧下では高くなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が高いほど大きくなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (4)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「検知管は、担体にコーティングした試薬と対象物質との化学反応を利用している」
- (5)誤った記述正答(原理から解ける):全12回中1回出題(出題確率8%)論点「検知管の指示値は、温度補正をする必要はない。(誤りの記述)」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
有機溶剤
得点必須S原理で解く
検知管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)検知剤の反応は、多くの場合、その物質に対する特異的な反応ではない。
- (2)検知管の指示値(ppm)は、高気圧下では高くなる。
- (3)検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがある。
- (4)検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が低下するほど大きくなる。
- (5)検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。
正答 (4)
検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が高いほど大きくなります。「温度が低下するほど大きくなる」とする選択肢4は誤りです。
検知剤の反応は、多くの場合、その物質に対する特異的な反応ではありません。検知管の指示値は、高気圧下では高くなります。検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがあります。検知管は、作業場所の室温にしてから使います。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、原理「検知管の原理と使い方」(過去12回中6回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:検知管の原理と使い方(過去12回中6回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「検知剤の反応は、多くの場合、その物質に対する特異的な反応ではない」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:3回論点「検知管の指示値は、高気圧下では高くなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (3)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがある」
- (4)誤った記述正答(原理から解ける):全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:1回論点「検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が高いほど大きくなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
有機溶剤
得点必須S原理で解く
検知管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)検知管は、担体にコーティングした試薬と対象物質との化学反応を利用している。
- (2)検知管の指示値は、高気圧下では低くなる。
- (3)検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがある。
- (4)検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が上昇するほど大きくなる。
- (5)検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。
正答 (2)
検知管の指示値は、高気圧下では高くなります。「低くなる」とする選択肢2は誤りです。同様の記述は、令和元年度第1回、平成30年度第1回にも出題されています(出題実績)。
検知管は、担体にコーティングした試薬と対象物質との化学反応を利用しています。検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがあります。検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が上昇するほど大きくなります。検知管は、作業場所の室温にしてから使います。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、原理「検知管の原理と使い方」(過去12回中6回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:検知管の原理と使い方(過去12回中6回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「検知管は、担体にコーティングした試薬と対象物質との化学反応を利用している」
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:1回論点「検知管の指示値は、高気圧下では高くなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (3)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「検知管には、前段に酸化剤、後段に検知剤が充填されているものがある」
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「検知剤と気体の反応速度は、一般に、温度が高いほど大きくなる。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「検知管は、作業場所の室温にしてから使用する。」原理「検知管の原理と使い方」:全12回中6回出題
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)