作業環境測定士試験 過去問解説

電磁波は波長が短いほどエネルギーが大きい

労働衛生一般・原理・過去23回中2回、関連する論点が出題

原理

電磁波のエネルギーは波長に反比例する。波長の長い順に、電波>赤外線>可視光線>紫外線>X線>γ線。領域ごとに、物質との作用が違う(赤外線=分子の振動・熱、紫外線=電子の遷移・化学作用)。

E = h c/λ

この原理で解ける論点は2個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和5年度 第2回(2024年2月実施) 労働衛生一般 失点やむなしD初見

問15

電磁波に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)生物への影響が知られている電磁波は、波長が数メートル以下のものである。
  2. (2)赤外線は、可視光線よりエネルギーが小さい電磁波で、白内障を起こすことがある。
  3. (3)紫外線のエネルギーは、分子内の原子の振動エネルギーと同じ領域にあるため、紫外線吸収スペクトルを測定することで、物質の同定や分析を行うことができる。
  4. (4)マイクロ波は、赤外線より波長が長い電磁波で、リンパ球を減少させることがある。
  5. (5)赤外線、マイクロ波、放送用に使用される中波や短波は、いずれも非電離放射線である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)