作業環境測定士試験 過去問解説

嗅覚は慣れ・麻痺で、においは危険の目安にならない

労働衛生一般・原理・過去23回中8回、関連する論点が出題

原理

においの感覚は、慣れや麻痺で鈍くなる(硫化水素は高濃度で嗅覚麻痺)。においの有無だけで、有害な濃度かどうかは判断できない。

この原理で解ける論点は2個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 労働衛生一般 得点必須S暗記で解く

問18

防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)物質のばく露限界濃度にかかわらず、臭気を感知するかどうかという人の知覚の有無を、吸収缶の交換時期の判断基準としてはならない。
  2. (2)シアン化水素用防毒マスクの吸収缶の色は、青色である。
  3. (3)亜硫酸ガス用防毒マスクには、厚生労働大臣の規格が定められている。
  4. (4)一酸化炭素用防毒マスクは、ホプカライトを使用し、触媒作用により一酸化炭素を無害化している。
  5. (5)有機ガス用防毒マスクの吸収缶の色は黒色であり、一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は赤色である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)