作業環境測定士試験 過去問解説

活性炭などの吸着は低温ほど進む

労働衛生一般・原理・過去23回中9回、関連する論点が出題

原理

吸着は温度が低いほど起こりやすい。温度や湿度が高いと、吸収缶の破過は早くなる。

この原理で解ける論点は1個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(3問)

令和2年度 第2回(2021年2月実施) 労働衛生一般 得点必須A暗記で解く

問18

防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)隔離式防毒マスクは、直結式防毒マスクより使用できる環境空気中の対象ガス濃度の範囲が広い。
  2. (2)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、使用する環境の温度が低いほど破過時間が短くなる傾向がある。
  3. (3)一酸化炭素用防毒マスクは、ホプカライトを使用し、触媒作用により一酸化炭素を無害化している。
  4. (4)アンモニア用防毒マスクの吸収缶の色は緑色であり、一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は赤色である。
  5. (5)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、メタノール、二硫化炭素については、除毒能力試験の試験用ガスに比べて破過時間が著しく短くなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 労働衛生一般 得点必須A暗記で解く

問18

防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)隔離式防毒マスクは、直結式防毒マスクより使用できる環境空気中の対象ガス濃度の範囲が広い。
  2. (2)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、ジクロロメタン、アセトン等については、試験用ガスに比べて破過時間が著しく短くなる。
  3. (3)シアン化水素用防毒マスクの吸収缶の色は、青色である。
  4. (4)有機ガス用防毒マスクの吸収缶の色は、黒色である。
  5. (5)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、使用する環境の温度が低いほど破過時間が短くなる傾向がある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成27年度 第2回(2016年2月実施) 労働衛生一般 得点必須A暗記で解く

問19

防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)吸収缶が除毒能力を喪失するまでの時間を破過時間という。
  2. (2)吸収缶の交換時期を臭気を感知した時点とすることができるのは、臭気を感知できる濃度がばく露限界濃度より著しく低い物質に限られる。
  3. (3)有機ガス用防毒マスクの吸収缶は、使用する環境の温度が低いほど破過時間が短くなる傾向がある。
  4. (4)一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶は、使用する環境の湿度が高いほど破過時間が短くなる傾向がある。
  5. (5)アンモニア用防毒マスクの吸収缶の色は、緑色である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第2回・2016年2月実施)