問14
ガス検知管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)変色層の長さは、通気速度によって変わることがある。
- (2)変色層が斜めに現れたときは、斜めに変色した部分の中間値を読み取る。
- (3)検知管は、化学反応による紫外領域の光の吸収の変化を利用したものである。
- (4)検知管の検知限度は、定量下限を示すものではなく、変色がわずかでも認められる最低濃度のことである。
- (5)検知管によっては、変色した色や変色層の長さが時間とともに変化するものがある。
正答 (3)
検知管は、検知剤が測定対象物質と化学反応して色が変わる(変色層ができる)ことを利用したもので、紫外領域の光の吸収の変化を測るものではありません。選択肢3は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、原理「検知管の原理(化学反応による比色)」(過去23回中12回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:検知管の原理(化学反応による比色)(過去23回中12回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「検知管の変色層の鮮明さは、通気速度に影響される。」原理「検知管の原理(化学反応による比色)」:全23回中12回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中11回出題(出題確率48%)/同じ記述の出題:3回論点「変色層が斜めに現れたときは、斜めに変色した部分の中間値を読み取る」
- (3)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中2回出題(出題確率9%)論点「検知管は、化学反応による紫外領域の光の吸収の変化を利用したものである(誤りの記述)」原理「検知管の原理(化学反応による比色)」:全23回中12回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中14回出題(出題確率61%)/同じ記述の出題:2回論点「検知限度とは、変色がわずかに認められる最低濃度のことである。」
- (5)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「検知管によっては、変色した色や変色層の長さが時間とともに変化するものがある」
この問題のひっかけパターン:検知管の原理
単発の論点(正答肢一覧で個別に確認)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)