作業環境測定士試験 過去問解説

騒音レベルの合成・平均はエネルギーで行う

デザイン・サンプリング・原理・過去23回中2回、関連する論点が出題

原理

dBは対数なので、足し算・平均は、エネルギー(強さ)に直して行う。同じレベルの音が2つで+3 dB、レベル差が10 dB以上あると、小さいほうは、ほぼ無視できる。

L = 10 log₁₀(Σ10^(Lᵢ/10))

この原理で解ける論点は2個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和6年度 第2回(2025年2月実施) デザイン・サンプリング 失点やむなしD初見

問6

ある作業場で騒音レベルの測定を行ったところ以下のような結果を得た。この単位作業場所(広さ3 m×10 m)の測定結果に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【測定結果】

A測定:① 81 dB ② 82 dB ③ 83 dB ④ 78 dB ⑤ 78 dB ⑥ 81 dB ⑦ 82 dB ⑧ 83 dB

B測定:87 dB

  1. (1)A 測定平均値は、81 dB である。
  2. (2)A 測定の測定値の標準偏差は、3 dB より小さい。
  3. (3)この単位作業場所は、著しく狭い作業場とみなすことができる。
  4. (4)この単位作業場所は、第Ⅱ管理区分に区分される。
  5. (5)この単位作業場所を次回測定する際は、測定点の数を5未満とすることができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)