流量計の原理と校正
分析に関する概論・原理・過去23回中11回、関連する論点が出題
原理
面積式流量計(ロータメーター)は、浮子の位置、湿式ガスメーターは、回転数、石けん膜流量計は、膜の通過時間で、流量を測る。ロータメーターの目盛りは、気体の種類や圧力で変わる。
この原理で解ける論点は7個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(5問)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
気体用流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する。
- (2)石けん膜流量計の石けん膜は、気体の流れにそって、管内をほとんど抵抗なく移動する。
- (3)ロータメーター(面積式流量計)の検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。
- (4)ロータメーターの内径は、管の上部ほど小さくなっている。
- (5)ロータメーターの校正に石けん膜流量計を用いることができる。
正答 (4)
ロータメーター(面積式流量計)は、上に行くほど内径が太くなるテーパー管の中に浮子を入れたものです。「上部ほど小さくなっている」とする選択肢4は誤りです。
流量が増えると浮子が上がり、浮子と管のすき間が広がって釣り合います。検量線は気体の種類・圧力で変わり(選択肢3)、校正には石けん膜流量計を使うことができます(選択肢5)。石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れる時間から流量を求め(選択肢1)、石けん膜はほとんど抵抗なく動きます(選択肢2)。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「流量計の原理と校正」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:流量計の原理と校正(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:4回論点「石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (2)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「石けん膜流量計の石けん膜は、気体の流れにそって、管内をほとんど抵抗なく移動する」
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (4)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメーター(面積式流量計)の内径は、下部より上部が大きい。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:2回論点「石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
石けん膜流量計は体積を直接測るので、ガスの種類による換算は不要で、校正の基準に使う。面積式の管は上に向かって広がるテーパー状。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和2年度 第2回(2021年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
気体用流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する。
- (2)ロータメーター(面積式流量計)の内径は、一定である。
- (3)ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。
- (4)湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する。
- (5)ロータメーターの校正に石けん膜流量計を用いることができる。
正答 (2)
ロータメーター(面積式流量計)は、上に行くほど内径が太くなるテーパー管の中に浮子を入れたものです。流量が増えると浮子が上がり、浮子と管の間のすき間が広がって釣り合います。内径が一定とする選択肢2は誤りです。
内径が一定の管では、浮子の位置で流量を表すことができません。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「流量計の原理と校正」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:流量計の原理と校正(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:4回論点「石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメーター(面積式流量計)の内径は、下部より上部が大きい。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:2回論点「石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
石けん膜流量計は体積を直接測るので、ガスの種類による換算は不要で、校正の基準に使う。面積式の管は上に向かって広がるテーパー状。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)
令和元年度 第2回(2020年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
気体用流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する。
- (2)ロータメーター(面積式流量計)の内径は、下部より上部が大きい。
- (3)ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。
- (4)湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する。
- (5)石けん膜流量計の校正は、ロータメーターを用いて行う。
正答 (5)
石けん膜流量計は、石けん膜が一定の体積を通過する時間を測って流量を求めるもので、それ自体が流量の基準になります。他の流量計(ロータメーターなど)の校正に石けん膜流量計を使うのであって、石けん膜流量計をロータメーターで校正するのではありません。選択肢5は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「流量計の原理と校正」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:流量計の原理と校正(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:4回論点「石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメーター(面積式流量計)の内径は、下部より上部が大きい。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (5)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:1回論点「石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
石けん膜流量計は体積を直接測るので、ガスの種類による換算は不要で、校正の基準に使う。面積式の管は上に向かって広がるテーパー状。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
気体用流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する。
- (2)ロータメーター(面積式流量計)は、垂直に立てた内径一定の管にフロート(浮子)を入れたものである。
- (3)ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力の状態によって変化する。
- (4)石けん膜流量計は、ロータメーターの校正に用いられる。
- (5)湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から、気体の体積を測定する。
正答 (2)
ロータメーター(面積式流量計)は、上に行くほど内径が太くなるテーパー管の中にフロートを入れたものです。「内径一定の管」とする選択肢2は誤りです。
令和2年度第2回にも、同じ論点があります。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「流量計の原理と校正」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:流量計の原理と校正(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:4回論点「石けん膜流量計は、一定の体積の気体が流れるのに要する時間から流量を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメータは、垂直に立てたテーパー管に浮子(フロート)を入れたものである」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメーターの検量線は、気体の種類・圧力によって異なる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:2回論点「石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
石けん膜流量計は体積を直接測るので、ガスの種類による換算は不要で、校正の基準に使う。面積式の管は上に向かって広がるテーパー状。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成27年度 第2回(2016年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
気体用流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)石けん膜流量計では、一定の径のガラス管に石けん膜を張り、流れる気体により石けん膜が移動する。
- (2)ロータメーター(面積式流量計)は、垂直に立てたテーパー管にフロート(浮子)を入れたものである。
- (3)ロータメーターの指示値は、流れた気体の体積を示している。
- (4)石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。
- (5)湿式ガスメーターでは、ドラム内のローターの1回転で送られる気体の量が検量されている。
正答 (3)
ロータメーター(面積式流量計)の指示値は、単位時間あたりに流れる気体の量(流量)です。流れた気体の体積を示すものではないので、選択肢3は誤りです。
流れた気体の体積(積算量)を量るのは、湿式ガスメーターなどです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:初見の選択肢ですが、原理「流量計の原理と校正」(過去23回中11回出題)を理解していれば、解けます。
原理から解く:流量計の原理と校正(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「石けん膜流量計では、一定の径のガラス管に石けん膜を張り、流れる気体により石けん膜が移動する」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「ロータメータは、垂直に立てたテーパー管に浮子(フロート)を入れたものである」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (3)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「ロータメーターの指示値は、流れた気体の体積を示している。(誤りの記述)」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:2回論点「石けん膜流量計は、ロータメーターの較正に用いられる。」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:1回論点「湿式ガスメーターは、ドラム内のローターの回転数から気体の体積を測定する」原理「流量計の原理と校正」:全23回中11回出題
石けん膜流量計は体積を直接測るので、ガスの種類による換算は不要で、校正の基準に使う。面積式の管は上に向かって広がるテーパー状。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第2回・2016年2月実施)