問2
有効数字に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)5.43+0.576の答えの有効数字の桁数は、3である。
- (2)0.145の有効数字の桁数は、3である。
- (3)4.642÷2.0の答えの有効数字の桁数は、4である。
- (4)3.640×10⁻⁶の有効数字の桁数は、4である。
- (5)7.01の2乗の答えの有効数字の桁数は、3である。
正答 (3)
割り算の結果は、有効数字の桁数が最も少ないものに合わせます。4.642(4桁)÷ 2.0(2桁)の答えは、2桁になります。4桁とする選択肢3は誤りです。
5.43 + 0.576 = 6.006 → 6.01(小数点以下2桁で3桁)、7.01² = 49.14 → 49.1(3桁)は、いずれも正しい記述です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「有効数字」(過去23回中8回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
原理から解く:有効数字と数値の丸め(過去23回中1回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「5.43+0.576の答えの有効数字の桁数は、3である。」原理「有効数字と数値の丸め」:全23回中1回出題
- (2)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「0.145の有効数字の桁数は、3である。」原理「有効数字と数値の丸め」:全23回中1回出題
- (3)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「4.642÷2.0の答えの有効数字の桁数は、4である。(誤りの記述)」原理「有効数字と数値の丸め」:全23回中1回出題
- (4)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「3.640×10⁻⁶の有効数字の桁数は、4である。」原理「有効数字と数値の丸め」:全23回中1回出題
- (5)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「7.01の2乗の答えの有効数字の桁数は、3である。」原理「有効数字と数値の丸め」:全23回中1回出題
この問題のひっかけパターン:有効数字
足し算・引き算は小数点以下の桁が最も少ないものに、掛け算・割り算は有効桁数が最も少ないものに合わせる。
なぜ?
計算結果は、最も粗いデータより精しくはならない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)