濃度の換算と単位
分析に関する概論・原理・過去23回中5回、関連する論点が出題
原理
質量パーセント濃度、モル濃度、ppm、質量モル濃度の定義と、SI接頭語・体積の単位(1 L = 10⁻³ m³)の換算。
この原理で解ける論点は4個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(5問)
令和6年度 第2回(2025年2月実施)
分析に関する概論
何とか得点B暗記で解く
- (1)温度 25 ℃ は、約 298 K である。
- (2)電流 1.0 A は、1.0 C・s⁻¹ である。
- (3)体積 1.0 L は、1.0 × 10⁻³ m³ である。
- (4)濃度 1.0 µmol・g⁻¹ は、1.0 mol・kg⁻¹ である。
- (5)気圧 760 mmHg は、約 101.3 kPa である。
正答 (4)
1 µmol/g を mol/kg に直すと、分子は 1 µmol = 10⁻⁶ mol、分母は 1 g = 10⁻³ kg なので、
1 µmol/g = 10⁻⁶ ÷ 10⁻³ mol/kg = 1.0 × 10⁻³ mol/kg(= 1.0 mmol/kg)
となります。1.0 mol/kg とする選択肢4は誤りです。
分数の形の単位は、分子と分母を別々に換算してから割るのが確実です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「単位の換算(µmol/g=mmol/kg)」(過去23回中6回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
原理から解く:濃度の換算と単位(過去23回中5回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「温度25℃は、約298Kである。」
- (2)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「電流1.0Aは、1.0C·s⁻¹である。」原理「電気量とクーロン」:全23回中4回出題
- (3)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:5回論点「体積1.0Lは、1.0×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (4)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中4回出題(出題確率17%)論点「濃度1.0μmol·g⁻¹は、1.0mol·kg⁻¹である。(誤りの記述)」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (5)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)論点「気圧760.0mmHgは、約101.3kPaである。」
1µmol/g=1mmol/kg(=10⁻³mol/kg)。
なぜ?分子と分母の接頭語を両方そろえてから比べる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)
令和4年度 第2回(2023年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A暗記で解く
- (1)温度 21 ℃ は、約294 K である。
- (2)時間 2.0 h は、7.2 × 10³ s である。
- (3)電流 1.0 A は、1.0 C・s⁻¹ である。
- (4)体積 1.0 L は、1.0 × 10⁻³ m³ である。
- (5)濃度 1.0 µmol・g⁻¹ は、1.0 mol・kg⁻¹ である。
正答 (5)
1.0 µmol/g を mol/kg に直すと、分子が 10⁻⁶ mol、分母が 10⁻³ kg なので、1.0 × 10⁻³ mol/kg(1.0 mmol/kg)です。1.0 mol/kg とする選択肢5は誤りです。
令和6年度第2回にも、同じ換算の問題があります。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「SI単位の組立(圧力・エネルギー・気体定数など)」(過去23回中10回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:濃度の換算と単位(過去23回中5回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:3回論点「温度21℃は、約294Kである。」
- (2)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「時間2.0hは、7.2×10³sである。」
- (3)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「電流1.0Aは、1.0C·s⁻¹である。」原理「電気量とクーロン」:全23回中4回出題
- (4)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:5回論点「体積1.0Lは、1.0×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (5)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中4回出題(出題確率17%)論点「濃度1.0μmol·g⁻¹は、1.0mol·kg⁻¹である。(誤りの記述)」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
圧力Pa=N/m²=kg·m⁻¹·s⁻²、エネルギーJ=N·m=kg·m²·s⁻²、気体定数J·K⁻¹·mol⁻¹。
なぜ?定義式(圧力=力÷面積、仕事=力×距離)から組み立てれば、暗記せずに導ける。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)
令和3年度 第2回(2022年2月実施)
分析に関する概論
何とか得点B暗記で解く
- (1)温度21℃は、約294 Kである。
- (2)時間2.0 hは、7.2×10³ sである。
- (3)電流1.0 Aは、1.0 C・s⁻¹である。
- (4)体積1.0 Lは、1.0×10⁻³ m³である。
- (5)濃度1.0 µmol・g⁻¹は、1.0 mol・kg⁻¹である。
正答 (5)
1.0 µmol/g を mol/kg に直すと、分子が 10⁻⁶ mol、分母が 10⁻³ kg なので、1.0 × 10⁻³ mol/kg です。1.0 mol/kg とする選択肢5は誤りです。
21℃ は 294 K(273+21)、2.0 h は 7.2 × 10³ s、1.0 A は 1.0 C/s、1.0 L は 1.0 × 10⁻³ m³ で、選択肢1〜4は正しい記述です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「単位の換算(µmol/g=mmol/kg)」(過去23回中6回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
原理から解く:濃度の換算と単位(過去23回中5回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:3回論点「温度21℃は、約294Kである。」
- (2)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「時間2.0hは、7.2×10³sである。」
- (3)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「電流1.0Aは、1.0C·s⁻¹である。」原理「電気量とクーロン」:全23回中4回出題
- (4)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:5回論点「体積1.0Lは、1.0×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (5)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中4回出題(出題確率17%)論点「濃度1.0μmol·g⁻¹は、1.0mol·kg⁻¹である。(誤りの記述)」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
1µmol/g=1mmol/kg(=10⁻³mol/kg)。
なぜ?分子と分母の接頭語を両方そろえてから比べる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第2回・2022年2月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
分析に関する概論
何とか得点B暗記で解く
- (1)体積1.0Lは、1.0×10⁻³m³である。
- (2)個数密度1.0cm⁻³は、1.0×10⁶m⁻³である。
- (3)気体の体積分率0.10%は、1.0×10³ppmである。
- (4)濃度1.0μmol·g⁻¹は、1.0mol·kg⁻¹である。
- (5)計数率60min⁻¹は、1.0s⁻¹である。
正答 (4)
1.0 µmol/g を mol/kg に直すと、分子が 10⁻⁶ mol、分母が 10⁻³ kg なので、1.0 × 10⁻³ mol/kg です。1.0 mol/kg とする選択肢4は誤りです。
令和6年度第2回・令和4年度第2回にも、同じ換算があります。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「単位の換算(µmol/g=mmol/kg)」(過去23回中6回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
原理から解く:濃度の換算と単位(過去23回中5回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:5回論点「体積1.0Lは、1.0×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (2)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「個数密度1.0cm⁻³は、1.0×10⁶m⁻³である。」
- (3)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「気体の体積分率0.10%は、1.0×10³ppmである。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (4)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中4回出題(出題確率17%)論点「濃度1.0μmol·g⁻¹は、1.0mol·kg⁻¹である。(誤りの記述)」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (5)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「計数率60min⁻¹は、1.0s⁻¹である。」
1µmol/g=1mmol/kg(=10⁻³mol/kg)。
なぜ?分子と分母の接頭語を両方そろえてから比べる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成27年度 第2回(2016年2月実施)
分析に関する概論
何とか得点B暗記で解く
単位に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)長さ1Åは、1×10⁻⁸mである。
- (2)体積1Lは、1×10⁻³m³である。
- (3)時間1hは、3,600sである。
- (4)圧力1mmH₂Oは、約9.81Paである。
- (5)温度0℃は、273.15Kである。
正答 (1)
長さ 1 Å(オングストローム)は 1 × 10⁻¹⁰ m(0.1 nm)です。1 × 10⁻⁸ m とする選択肢1は誤りです。
X 線の波長や結晶の格子面の間隔は、Å で表されることがあります。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「単位の換算(µmol/g=mmol/kg)」(過去23回中6回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
原理から解く:濃度の換算と単位(過去23回中5回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「体積1Lは、1×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (2)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)/同じ記述の出題:5回論点「体積1Lは、1×10⁻³m³である。」原理「濃度の換算と単位」:全23回中5回出題
- (3)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「時間1hは、3,600sである。」
- (4)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「圧力1mmH₂Oは、約9.81Paである。」
- (5)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「温度0℃は、273.15Kである。」
1µmol/g=1mmol/kg(=10⁻³mol/kg)。
なぜ?分子と分母の接頭語を両方そろえてから比べる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第2回・2016年2月実施)