作業環境測定士試験 過去問解説

蛍光を弱める要因

分析に関する概論・原理・過去23回中5回、関連する論点が出題

原理

溶存酸素、温度の上昇、pH、共存物質などは、励起状態の分子のエネルギーを、蛍光以外の経路で失わせ、蛍光強度を弱める。

この原理で解ける論点は3個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(2問)

令和2年度 第2回(2021年2月実施) 分析に関する概論 得点必須Aトレンド

問16

蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光の波長は、励起光の波長よりも長い。
  2. (2)励起光に対して直角方向の蛍光を観測する。
  3. (3)蛍光の強度は、低濃度領域では分析対象物質の濃度に比例する。
  4. (4)蛍光の強度は、溶液の pH により変化することがある。
  5. (5)溶存酸素は、蛍光強度を増加させる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 分析に関する概論 得点必須Aトレンド

問16

蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光は、照射光で励起された分子が一部のエネルギーを放出したのちに基底状態に遷移する際に生じる。
  2. (2)照射光に対して直角方向の蛍光強度から定量分析を行う。
  3. (3)溶媒には、紫外吸収や蛍光を示さない液体が用いられる。
  4. (4)試料の濃度が高くなると、濃度と蛍光強度の間の直線関係が成立しなくなる。
  5. (5)溶存酸素は、蛍光強度を増加させる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)