問14
成分 A、B の保持時間に相当するガスクロマトグラム上の長さがそれぞれ9 cm、12 cmで、ピーク幅がそれぞれ 10 mm、14 mmであるとき、使用したカラムの成分 A、B のピークの分離度として、正しい値は次のうちどれか。
- (1)0.25
- (2)1.25
- (3)1.50
- (4)2.50
- (5)3.75
正答 (4)
分離度 R = 2(tR2 − tR1)/(W1 + W2)
保持時間の長さ(クロマトグラム上)は、成分Aが9 cm、成分Bが12 cm、ピーク幅は、Aが10 mm(1.0 cm)、Bが14 mm(1.4 cm)なので、
R = 2 ×(12 − 9)/(1.0 + 1.4)= 6/2.4 = 2.5
よって(4)です。
(参考:『機器分析の実務[特定化学物質・金属類・有機溶剤]』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「ピーク幅と保持時間から分離度を求める計算」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:ピーク幅と保持時間から分離度を求める計算
分離度 R=2(tR2−tR1)/(W1+W2)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)