問10
複数成分を含む試料を分析する際、ガスクロマトグラフの温度設定に関する次の記述の㋑から㋩の[ ]に入る語句の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。「カラム温度は分析対象物質の沸点を基にして決められるが、カラム温度が[㋑]ほど試料成分の固定相への分配が[㋺]なるので、一般に、試料成分のピークとピークの間隔は[㋩]なる。」
| ㋑ | ㋺ | ㋩ | |
|---|---|---|---|
| (1) | 低い | 小さく | 広く |
| (2) | 低い | 大きく | 狭く |
| (3) | 高い | 小さく | 狭く |
| (4) | 高い | 大きく | 狭く |
| (5) | 高い | 大きく | 広く |
正答 (3)
カラム温度が高いほど、試料成分が固定相に分配される割合が小さくなり、保持時間が短くなります。その結果、ピークとピークの間隔は狭くなります。よって(3)です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「カラム温度が高いほど保持時間は短くピーク間隔は狭い」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:カラム温度が高いほど保持時間は短くピーク間隔は狭い
カラム温度が高いほど、試料成分が固定相に分配される割合が小さくなり、保持時間が短くなります。その結果、ピークとピークの間隔は狭くなります。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)