作業環境測定士試験 過去問解説

保持時間はキャリアガスの線速度にほぼ反比例する

ランクA 有機溶剤・3回出題

正しい理解

保持時間は、キャリアガスの線速度にほぼ反比例します(線速度が大きいと、成分が速く通り抜けて、保持時間が短くなります)。

このひっかけパターンが出た問題

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 有機溶剤 得点必須A

問9

ガスクロマトグラフ分析法のキャリアガスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)検出器の感度は、キャリアガス流量の影響を受ける。
  2. (2)保持時間は、キャリアガスの線速度にほぼ比例する。
  3. (3)カラムの理論段数は、キャリアガスの種類による影響を受ける。
  4. (4)キャリアガスには、ヘリウム、窒素、水素などが用いられる。
  5. (5)カラム圧力が一定であれば、カラム温度が高くなるとキャリアガス流量は低くなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 有機溶剤 得点必須A

問14

水素炎イオン化検出器(FID)を用いた有機溶剤のガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)FIDの応答直線範囲は、熱伝導度検出器より広い。
  2. (2)脂肪族炭化水素の同族体では、イオン発生量は化学物質中の炭素数にほぼ比例する。
  3. (3)二硫化炭素に対する感度は低い。
  4. (4)無極性カラムを用いると、同族体では沸点の低い順に溶出する。
  5. (5)保持時間は、キャリアガスの線速度にほぼ比例する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 有機溶剤 得点必須A

問10

ガスクロマトグラフ分析法のキャリアガスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)検出器の感度は、キャリアガス流量の影響を受ける。
  2. (2)保持時間は、キャリアガスの線速度にほぼ比例する。
  3. (3)カラムの理論段数は、キャリアガスの種類によって異なる。
  4. (4)キャリアガスには、ヘリウム、窒素、水素などが用いられる。
  5. (5)電子捕獲検出器(ECD)を用いる場合には、キャリアガスとしてアルゴンを用いることができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)