問18
ガスクロマトグラフ分析法により、管理濃度の1/10に相当する標準試料ガスを5回繰り返し分析し、平均値 c ppm、標準偏差σppm の結果を得た。この測定法の定量下限濃度に相当する濃度として、正しいものは次のうちどれか。
- (1)3σppm
- (2)10σppm
- (3)c-σppm
- (4)c-3σppm
- (5)c-10σppm
正答 (2)
ガスクロマトグラフ分析法の定量下限濃度は、低濃度の標準試料(管理濃度の1/10に相当するもの)を5回以上繰り返して分析して標準偏差σを求め、その10倍(10σ)に相当する濃度とします。(検出下限は3σです。)よって(2)です。
(参考:『機器分析の実務[特定化学物質・金属類・有機溶剤]』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「定量下限は標準偏差の10倍(10σ)の計算」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:定量下限は標準偏差の10倍(10σ)の計算
定量下限=10σ、検出下限=3σ。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)