作業環境測定士試験 過去問解説

透過光の強さは濃度に比例しない(比例するのは吸光度)

ランクB 特定化学物質・2回出題

正しい理解

吸光光度分析法で、試料液を透過した光の強さ(透過光強度)は、試料液の濃度が増えると、指数関数的に減少します。濃度に比例するのは、透過光の強さではなく、吸光度です。

このひっかけパターンが出た問題

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B

問1

吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光電子増倍管は、光の強度を電気信号に変換し、増幅する。
  2. (2)試料溶液に照射する光は、単色光である。
  3. (3)試料液を透過した光の強さは、試料液の濃度に比例する。
  4. (4)ガラス製のセルは、可視部の吸収の測定に用いる。
  5. (5)着色液は、時間の経過とともに退色することがある。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B

問1

吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)吸光度は、試料液の濃度と液層の長さの積に比例する。
  2. (2)発色試薬には、無機試薬と有機試薬がある。
  3. (3)着色液は、時間の経過とともに退色することがある。
  4. (4)試料液を透過した光の強さは、試料液の濃度に比例する。
  5. (5)ガラス製のセルは、紫外部の光を吸収する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)