問20
液体捕集法を用いて環境空気試料を捕集する際の、必要最小吸引空気量 Q(L)を求める次の式中のA、B、Cが表すものの組合せとして、正しいものは下のうちどれか。
ただし、単位は次のとおりとする。
吸引流量(L・min⁻¹)
捕集時間(min)
捕集液の量(mL)
最終試料液の総量(mL)
検出下限濃度(μg・mL⁻¹)
定量下限濃度(μg・mL⁻¹)
管理濃度(mg・m-3)
抑制濃度(mg・m-3)
Q=(A× B)/(0.1× C)
| Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | |
|---|---|---|---|
| (1) | 定量下限濃度 | 最終試料液の総量 | 管理濃度 |
| (2) | 定量下限濃度 | 最終試料液の総量 | 抑制濃度 |
| (3) | 検出下限濃度 | 最終試料液の総量 | 管理濃度 |
| (4) | 吸引流量 | 捕集時間 | 管理濃度 |
| (5) | 吸引流量 | 捕集液の量 | 抑制濃度 |
正答 (1)
液体捕集法で、測定に必要な最小の吸引空気量 Q(L)は、次の式で求めます。
Q =(定量下限濃度 × 最終試料液の総量)/(0.1 × 管理濃度)
- A:定量下限濃度(µg/mL)
- B:最終試料液の総量(mL)
- C:管理濃度(mg/m³)
分母の 0.1 × 管理濃度は、管理濃度の1/10の濃度です。管理濃度の1/10まで測れるように、定量下限から必要な空気量を求めます。単位は(µg/mL × mL)/(mg/m³)= µg/(mg/m³)= 10⁻³ m³ = L になります。よって(1)です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中5回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中5回出題(出題確率42%)
この問題のひっかけパターン:必要最小吸引空気量の式(固体捕集法・液体捕集法)
液体捕集法で、測定に必要な最小の吸引空気量 Q(L)は、次の式で求めます。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)