問2
吸光光度分析法に関する次の記述の㋑と㋺の[ ]に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。「吸光度は、[㋑]に比例するが、[㋺]には比例しない。」
| ㋑ | ㋺ | |
|---|---|---|
| (1) | 発色試薬の濃度 | 入射光の強度 |
| (2) | 入射光の強度 | セルの光路長 |
| (3) | セルの光路長 | 溶質のモル吸光係数 |
| (4) | 測定対象物質の分子量 | 発色試薬の濃度 |
| (5) | 溶質のモル吸光係数 | 入射光の強度 |
正答 (5)
ランベルト・ベールの法則 A = ε・c・l から、吸光度は、溶質のモル吸光係数(ε)、濃度(c)、セルの光路長(l)に比例します。入射光の強度には、依存しません(吸光度は、入射光と透過光の強度の比で決まります)。
よって、「㋑ 溶質のモル吸光係数に比例するが、㋺ 入射光の強度には比例しない」の(5)です。
(参考:『機器分析の実務[特定化学物質・金属類・有機溶剤]』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検量線の傾きに関係するのはモル吸光係数と光路長(入射光の強度ではない)」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
この問題のひっかけパターン:検量線の傾きに関係するのはモル吸光係数と光路長(入射光の強度ではない)
ランベルト・ベールの法則 A = ε・c・l から、吸光度は、溶質のモル吸光係数(ε)、濃度(c)、セルの光路長(l)に比例します。入射光の強度には、依存しません(吸光度は、入射光と透過光の強度の比で決まります)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)