作業環境測定士試験 過去問解説

ICP-AESでは試料溶液の粘性が測定値に影響する

ランクB 金属類・2回出題

正しい理解

ICP-AES法では、試料溶液の粘性(粘度)が、ネブライザーの吸い上げ量に影響するので、スペクトル線強度に影響します。対策として、酸濃度を一定にする、内標準法を使うなどがあります。

このひっかけパターンが出た問題

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 何とか得点B

問7

誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES 法)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)フレーム原子吸光分析法に比べ、検量線の直線範囲が広い。
  2. (2)プラズマの生成には、アルゴンガスが用いられる。
  3. (3)試料溶液の粘性は、測定値に影響しない。
  4. (4)目的元素の発光線付近の分光干渉に注意する。
  5. (5)プラズマ中の目的元素の発光線の中で、発光強度が最大の発光線が常に定量に用いられるとは限らない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 何とか得点B

問7

ICP-AES法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)フレーム原子吸光分析法に比べ、検量線の直線範囲が広い
  2. (2)試料中の測定目的元素を高周波プラズマで励起し、発光させる。
  3. (3)化学干渉は少ないが、分光干渉を考慮して、測定波長を選択する。
  4. (4)試料溶液の粘性は、測定値に影響しない。
  5. (5)多元素同時測定を行うことができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)