作業環境測定士試験 過去問解説

ベリリウムの電気加熱式原子吸光の灰化温度は1,000℃以下

ランクB 金属類・2回出題

正しい理解

ベリリウムの電気加熱原子吸光分析法では、灰化温度は1,000℃以下にします。同じ趣旨の記述は、令和元年度第1回にも、正しいものとして出題されています(出題実績)。

このひっかけパターンが出た問題

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 得点必須A

問11

ベリリウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)吸光光度分析法よりも蛍光光度分析法の方が感度が高い。
  2. (2)ベリロンⅢとベリリウムとの錯体は、共存物質の影響を避けるためpH10付近のアルカリ性で発色させるのがよい。
  3. (3)塩化スズ(Ⅱ)溶液は、モリン試薬の酸化を防ぎ蛍光を安定に保つ作用がある。
  4. (4)モリン錯体は、水酸化ナトリウム濃度が0.02~0.1mol·L⁻¹の範囲で蛍光強度が最も大きくなる。
  5. (5)電気加熱原子吸光分析法では、灰化温度を1,100℃以上にする。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 金属類 何とか得点B

問11

ベリリウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料の捕集には、グラスファイバーろ紙又はメンブランフィルターを用いる。
  2. (2)吸光光度分析法では、ベリロン(Ⅲ)を発色試薬として用いる。
  3. (3)モリン試薬を用いる蛍光光度分析法では、反応液のアルカリ濃度の影響を強く受ける。
  4. (4)電気加熱式原子吸光分析法では、灰化温度を1,000℃以上に設定する。
  5. (5)蛍光光度分析法において、塩化スズ(Ⅱ)溶液を加えるのは、蛍光を安定に保ち、モリンの酸化を防止するためである。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)