作業環境測定士試験 過去問解説

蛍光光度法で測るのは金属イオンではなくキレート錯体

ランクA 金属類・4回出題

正しい理解

蛍光光度分析法で、蛍光強度を測定する対象は、金属イオンそのものではなく、キレート化剤と金属イオンがつくる錯体(蛍光を示すもの)です。金属イオンは、キレート化剤を使うことにより、分析できます。

このひっかけパターンが出た問題

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 金属類 得点必須A

問8

作業環境空気中の金属の測定に用いる蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光の波長は、励起光の波長より長い。
  2. (2)入射光に対して直角方向の蛍光を測定する。
  3. (3)試料溶液中の金属イオンの蛍光強度を測定する。
  4. (4)試料溶液の pH や温度は、蛍光強度に影響を及ぼす。
  5. (5)吸光光度分析法に比べ、感度が高い。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 金属類 得点必須A

問8

作業環境空気中の測定対象金属の測定に用いる蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光のエネルギーは吸収したエネルギーよりも小さく、蛍光の波長は必ず励起光の波長よりも長くなる。
  2. (2)入射光に対して直角方向の蛍光を測定する。
  3. (3)最もよく使用される試料の状態は、溶液状態である。
  4. (4)溶液中の金属イオンの蛍光強度を測定する。
  5. (5)吸光光度分析法に比べ、定量下限は低いが、測定に影響を及ぼす因子が多い。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 得点必須A

問8

作業環境中の金属の測定に用いる蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光は、励起光より波長が長い。
  2. (2)溶液中の金属イオンの蛍光強度を測定する。
  3. (3)入射光に対して直角方向の蛍光を測定する。
  4. (4)試料溶液の溶媒は、蛍光強度に影響を及ぼす。
  5. (5)最もよく使用される試料の状態は、溶液である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 金属類 得点必須A

問9

作業環境中の金属の測定に用いる蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)蛍光は、励起光より波長が長い。
  2. (2)入射光に対して直角方向の蛍光を測定する。
  3. (3)最もよく使用される試料の状態は、溶液状態である。
  4. (4)溶液中の金属イオンの蛍光強度を測定する。
  5. (5)試料溶液のpHや温度は、蛍光強度に影響を及ぼす。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)