作業環境測定士試験 過去問解説

温度の偏りがある空間では粒子は低温側へ向かう(熱泳動)

ランクB 鉱物性粉じん・2回出題

正しい理解

温度の偏りがある空間では、高温側の空気分子のほうが運動量が大きいので、粒子は、高温側から押されて、低温側に向かう力(熱泳動力)を受けます。

このひっかけパターンが出た問題

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 鉱物性粉じん 何とか得点B

問2

空気中の粒子の挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)温度の偏りがある空間では、高温側及び低温側の空気分子の運動量の違いにより、粒子は高温側に向かう力を受ける。
  2. (2)流体とともに運動している粒子のブラウン運動による拡散効果は、粒径5 µm以上では無視できる。
  3. (3)凝集によって粒子数濃度が1/10になる時間は、粒子数濃度が高いほど短い。
  4. (4)多段平行板式分粒装置の50%分粒粒径は、流量の平方根に比例する。
  5. (5)慣性衝突式分粒装置を通過して、フィルター上に捕集される粒子の平均粒径は、ノズルを通過する気流の速度が速いほど小さい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 鉱物性粉じん 何とか得点B

問1

空気中の粒子の挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)慣性衝突式分粒装置を通過して、フィルター上に捕集される粒子の平均粒径は、ノズルを通過する気流の速度が速いほど小さい。
  2. (2)流体とともに運動している粒子のブラウン運動による拡散速度は、粒径5μm以上では無視できる。
  3. (3)凝集によって粒子数濃度が1/10になる時間は、粒子数濃度が高いほど短い。
  4. (4)粒子の帯電量が同じであれば、粒子の電界中での移動速度は小さな粒子の方が速い。
  5. (5)温度の偏りがある空間では、高温側及び低温側の空気分子の運動量の違いにより、粒子は高温側に向かう力を受ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)