作業環境測定士試験 過去問解説

早期影響と晩発影響(脱毛・白内障の潜伏期)

ランクB 労働衛生一般・2回出題

正しい理解

脱毛、皮膚炎は早期(急性)影響。白内障は、潜伏期が長い(半年〜30年)晩発影響で、確定的影響。

なぜそうなるのか

潜伏期の長さで、早期か晩発かが決まる。

このひっかけパターンが出た問題

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 労働衛生一般 ランクB

問16

電離放射線及びその生体影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)電離放射線には、X 線や γ 線のような電磁波と、α 線や β 線などの粒子線がある。
  2. (2)X 線の回折現象を利用することにより、作業環境空気中の粉じんに含まれる遊離けい酸の定性や定量を行うことができる。
  3. (3)リンパ組織や骨髄などの造血組織は、放射線感受性が高い。
  4. (4)確率的影響にはしきい値が存在せず、線量の増加に伴って影響の発生率が増加する。
  5. (5)電離放射線による白内障は、加齢による白内障とは異なり、潜伏期間が短く、急速に悪化する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 労働衛生一般 ランクB

問14

電離放射線及びその生体影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)X線は、通常、X線発生装置を用いて発生させる電離放射線で、放射性物質から放出されるγ線と同様に電磁波である。
  2. (2)発がんや遺伝的影響は、確率的影響に分類され、しきい値はない。
  3. (3)α線、β線及び中性子線は粒子線である。
  4. (4)放射線宿酔は、急性影響であり、かつ、確定的影響である。
  5. (5)放射線による皮膚障害のうち、脱毛には潜伏期があり、晩発影響に分類される。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)