作業環境測定士試験 過去問解説

食中毒(ノロウイルス・O-157)

ランクA 労働衛生一般・4回出題

正しい理解

ベロ毒素を産生するのは腸管出血性大腸菌(O-157など、細菌)。ノロウイルスはウイルスで、嘔吐・下痢を起こす。

この罠が狙われた問題

令和4年度 第2回(2023年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問19

職場環境における健康障害等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ノロウイルスは、ベロ毒素を産生するウイルスで、腹痛や出血を伴う水様性の下痢などを起こす。
  2. (2)毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、ボツリヌス菌によるものなどがある。
  3. (3)微生物を含む飛沫の水分が蒸発し、5 µm 以下の粒子として長時間空気中に浮遊して感染することを空気感染という。
  4. (4)吸入空気中の二酸化炭素の量が多くなり、体内に蓄積が起こると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
  5. (5)ウェルシュ菌、セレウス菌及びカンピロバクターは、いずれも細菌性食中毒の原因菌である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問19

職場環境等における健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)窒素は、無色、無臭の気体であり、高気圧作業においては減圧症や窒素酔いなどの原因となる。
  2. (2)人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発生させることがあり、これを日和見感染という。
  3. (3)情報機器作業でディスプレイを用いる場合、ディスプレイの画面からおおむね 40 cm 以上の視距離を確保できるようにし、画面の上端が、眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
  4. (4)O-157は、腸管出血性ウイルスの一種で、加熱不足の食肉等から摂取され、潜伏期間は3~5日である。
  5. (5)ノロウイルスによる食中毒は、ウイルスに汚染された食品等を摂取することで発症し、主として冬季に発生する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)