問11
騒音等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)騒音へのばく露により、ストレス反応である副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められる。
- (2)音圧レベルは、通常、その音圧と人間が聴くことができる最も小さな音圧(20 µPa)との比の常用対数を20倍して求められ、その単位はデシベル(dB)で表される。
- (3)騒音の A 測定の平均の値は、得られた測定値のうち 80 dB(A) 以上の測定値の幾何平均として得られる。
- (4)騒音性難聴の初期に認められる 4,000 Hz 付近の音から始まる聴力低下の型を c⁵ dip という。
- (5)騒音性難聴は、内耳の障害による感音性難聴である。
正答 (3)
騒音の A 測定平均値は、80 dB 以上の測定値の算術平均として求めます。幾何平均とする選択肢3は誤りです。
有害物質の評価では幾何平均を使いますが、騒音では算術平均です。令和6年度第1回の一般でも、80 dB 未満の値を含めずに算術平均する、という正しい記述が出題されています。
この問題で狙われた罠:騒音のA測定の平均は算術平均
騒音のA測定の平均値は算術平均。
なぜ?
dBはすでに対数の尺度。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)