問14
光散乱方式の相対濃度計及び相対濃度計による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)吸引流量は、相対濃度に影響しない。
- (2)質量濃度変換係数、粉じんの質量濃度、相対濃度をそれぞれ K、C、Rとするとその関係は、K = R / C で表される。
- (3)A 測定における1測定点の測定時間は10分未満でもよい。
- (4)A 測定の全測定点の数は、10分間を1測定点における測定時間で除した値の数以上となるようにする。
- (5)光散乱方式の相対濃度計において、粒子の組成と粒度分布が一定で、濃度に変動がなければ、測定中の相対濃度計の積算値は、測定時間に比例する。
正答 (2)
質量濃度変換係数 K は、質量濃度 C を相対濃度 R で割ったもの(K = C ÷ R)で、C = R × K の関係になります。K = R ÷ C とする選択肢2は、分子と分母が逆で誤りです。
変換係数は「相対濃度を質量濃度に換算する係数」なので、相対濃度に掛けて質量濃度にする、と考えれば式を取り違えません。
この問題のひっかけパターン:相対濃度指示方法の1測定点あたりの時間(10分間÷測定点数)
相対濃度指示方法では、1測定点が10分未満でもよい。全体で10分以上になるように、10分÷測定点数が目安(測定点が6個なら、約2分以上。1分間以上、では足りない)。
なぜ?
測定点数×1測定点の時間=10分以上(4-7)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)