作業環境測定士試験 過去問解説

ナフタレンはろ紙で捕集しない

ランクB デザイン・サンプリング・2回出題

正しい理解

ナフタレンはろ紙ではなく固体捕集で採る。

なぜそうなるのか

常温で固体でも昇華して蒸気になるため、ろ紙では素通りする。

この罠が狙われた問題

令和2年度 第1回(2020年8月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問11

ろ過捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ガラス繊維ろ紙は、フッ素樹脂加工したものの方がしていないものよりも吸湿性が小さい。
  2. (2)ナフタレンの捕集には、ガラス繊維ろ紙を用いる。
  3. (3)鉛ヒュームの捕集には、オープンフェース型ホルダーを用いる。
  4. (4)粒径 0.3 µm の粒子に対するポアサイズ 0.8 µm のメンブランフィルターの捕集率は、95 % 以上である。
  5. (5)粒径が 0.1 µm よりも小さな粒子の捕集では、慣性効果よりも拡散効果による捕集の割合が大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)