作業環境測定士試験 過去問解説

複数の作業位置・B測定点は最大値を採る

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

最大濃度になる位置が予測できず複数測った場合、B測定値はその最大値。

なぜそうなるのか

B測定は「最悪の箇所」を押さえる測定なので、平均すると意味を失う。

この罠が狙われた問題

令和7年度 第2回(2026年2月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問4

有害物質の B 測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)B 測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに、B 測定を行う。
  2. (2)B 測定に圧電天秤方式の粉じん計を用いる場合は、測定時間を2分に合わせて連続して5回測定し、各測定値の算術平均値を B 測定値とする。
  3. (3)相対濃度指示方法によって B 測定を行った場合、質量濃度変換係数はA 測定で用いる係数と同じものを用いる。
  4. (4)検知管5本を用いても、測定時間の合計が10 分に満たない場合は、10 分の間に均等な間隔をおいて測定した5本の検知管の指示値の算術平均値をB 測定値とする。
  5. (5)有害物質の濃度が高くなると考えられる作業位置が複数あり、どの作業位置が最大濃度になるか予測できない場合には、それらの全ての作業位置で測定を行い、各測定値の算術平均値を B 測定値とする。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)