作業環境測定士試験 過去問解説

検量線と定量法(絶対検量線・標準添加・内標準)

ランクA 分析に関する概論・4回出題

正しい理解

標準添加法は共存成分が未知でも使える(直線性が前提)。内標準法は誤差を相殺して精度が上がる。直線範囲でも誤差は一定ではない。

この罠が狙われた問題

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 分析に関する概論 ランクA

問10

定量方法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)標準添加法を用いる場合は、検量線は直線でなくてはならない。
  2. (2)標準添加法を用いる場合は、試料溶液中の共存成分が既知である必要がある。
  3. (3)絶対検量線法の標準溶液は、分析試料溶液と似た成分組成となるように調製する。
  4. (4)内標準法と標準添加法を併用することが可能である。
  5. (5)内標準法では、分析試料溶液と標準溶液の両方に内標準物質を添加する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 分析に関する概論 ランクA

問10

検量法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)測定結果が検量線の濃度範囲を超えた場合は、試料溶液を希釈して再測定する。
  2. (2)測定値と濃度が本来比例関係にあるにもかかわらず検量線が直線とならない場合は、分析条件を再検討する必要がある。
  3. (3)標準添加法は、測定対象物質濃度がゼロの時に測定値がゼロとみなせる場合に使用可能である。
  4. (4)内標準法は、測定対象物質と内標準物質のそれぞれの測定値に誤差があるため、測定精度が下がる。
  5. (5)内標準物質には、測定対象物質と物理的、化学的によく似た物質を選択する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)