問7
化学物質Ⓐとそれによってヒトに生じる主要ながんⒷとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ | |
|---|---|---|
| (1) | カドミウム化合物 | 肺がん |
| (2) | ニッケル化合物 | 肺がん |
| (3) | 無機ヒ素化合物 | 膀胱がん |
| (4) | オーラミン | 膀胱がん |
| (5) | ヨウ化メチル | 甲状腺がん |
正答 (5)
ヨウ化メチルについて、ヒトに甲状腺がんを生じるという知見は確立されていません。選択肢5は誤りです。
ほかの組合せは、職業がんの代表例です。カドミウム化合物とニッケル化合物は肺がん(ニッケルは鼻腔・副鼻腔のがんも)、無機ヒ素化合物は肺がん・皮膚がん・膀胱がん、オーラミンは膀胱がんです。職業がんは、物質とがんの部位を対応表で一度に覚えるのが効率的です。
この問題で狙われた罠:化学物質と職業がんの組合せ
塩化ビニル-肝血管肉腫、ベンゼン-白血病、β-ナフチルアミン・o-トルイジン-膀胱がん、1,2-ジクロロプロパン-胆管がん、石綿-肺がん・中皮腫など。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)