作業環境測定士試験 過去問解説
令和8年度 第1回(2026年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問6

化学物質等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)アクリロニトリルは、皮膚に触れると水疱を生じ、蒸気を吸入すると頭痛、めまい、ふるえなどの中枢神経症状を生じる。
  2. (2)トリレンジイソシアネート(TDI)は、眼やのどの刺激、炎症などの症状を起こし、低濃度ばく露が続くとぜんそく様発作を呈するようになる。
  3. (3)フェノールは、蛋白変成作用を有し、皮膚に付着すると深部に浸透し、疼痛や灼熱感を生じるが、やがて知覚神経末端の局所麻酔作用により無感覚になることがある。
  4. (4)フッ化水素による慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯がみられるほか、がんを生じることがある。
  5. (5)濃硫酸は、皮膚に付着すると激しい痛みを生じ、また、脱水及び炭化作用があるため、受傷面は黒褐色となる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)