問10
作業環境測定基準に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)有害物質の A 測定で直接捕集方法により試料空気を採取する場合、一つの測定点における試料空気の採取時間は、10分間未満でよい。
- (2)有害物質の B 測定で検知管方式による測定機器により測定する場合、一つの測定点における試料空気の採取時間の合計は、10分間未満でよい。
- (3)有害物質の C 測定で試料空気を採取する場合、採取の方法にかかわらず、一人の労働者における試料空気の採取時間は、2時間以上でなければならない。
- (4)有害物質の D 測定で試料空気を採取する場合、採取の方法にかかわらず、一人の労働者における試料空気の採取時間は、15分間でなければならない。
- (5)騒音の測定では、一つの測定点における等価騒音レベルの測定時間は、A 測定、B 測定ともに、10分間以上の継続した時間でなければならない。
正答 (3)
C 測定の試料空気の採取時間は、労働者が作業に従事する時間が2時間を超える場合は2時間以上とすることができますが、作業時間が2時間以下の場合は、作業に従事する全時間です。「採取の方法にかかわらず2時間以上でなければならない」とする選択肢3は誤りです。
作業時間が2時間に満たない労働者は、2時間採取することがそもそもできません。「2時間」は採取時間を短くできる下限であって、全ての場合の最低時間ではない、と押さえておきましょう。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)