問18
労働衛生保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)遮光保護具には、遮光度番号が定められており、遮光度番号が大きいものほど可視光透過率が小さい。
- (2)聴覚保護具の遮音性能を示す SNR 値は、数値が大きいほど遮音性能が高い。
- (3)化学防護手袋は、使用する化学物質の種類及び使用時間に応じた耐透過性を有するものを選択するが、乾燥、洗浄等を行っても化学防護手袋内部に侵入した化学物質は除去できないため、使用可能時間を超えた化学防護手袋は使用しない。
- (4)防じんマスクの粒子捕集効率は3段階に区分されているが、使い捨て式のものは、取替え式のものに比べ、同じ区分のものであっても粒子捕集効率が低い。
- (5)吸気補助具付き防じんマスクは、吸気補助具によって面体内に清浄な空気を送るもので、作業者の呼吸を補助し、息苦しさを軽減するものである。
正答 (4)
防じんマスクの粒子捕集効率の区分(1・2・3)は、使い捨て式でも取替え式でも同じ基準で定められています。同じ区分なら粒子捕集効率も同じ水準なので、「使い捨て式の方が低い」とする選択肢4は誤りです。
区分の数字が大きいほど捕集効率が高く、区分3(99.9%以上)が最も高い区分です。
この問題で狙われた罠:防じんマスクの選択と使用
ろ過材を圧縮空気で吹き飛ばさない。接顔メリヤスは密着性を損なうので使わない。使い捨て式も区分の性能があればヒュームに使える。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)