問15
検知管による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)変色層の長さは、測定対象物質の濃度に必ずしも比例しない。
- (2)直読式検知管の変色層が斜めに現れたときの測定値は、変色した部分の最先端と斜めに変色が生じ始めた点との中央の値を読み取る。
- (3)検知管の検知限度は、定量下限を示すものではなく、変色がわずかでも認められる最低濃度のことである。
- (4)特別有機溶剤は、妨害物質が共存しない場合であっても、検知管で測定してはならない。
- (5)検知管の濃度目盛りは、1気圧の場合の変色層の長さとして表示されており、これより気圧が高い場合は、検知管の指示値は、真の値よりも大きい値となる。
正答 (4)
特別有機溶剤の中にも、作業環境測定基準で検知管方式による測定が認められている物質があり、妨害物質が共存しない場合には検知管で測定できます。検知管で測定してはならないとする選択肢4は誤りです。
令和6年度第2回でも、同じ論点が出題されています。
この問題で狙われた罠:検知管を使える場面(特別有機溶剤・C測定)
特別有機溶剤でも妨害物質がなければ検知管を使える場合がある。個人サンプリング法でも一律に使用不可ではない。
なぜ?
(使用できる条件は根拠資料で確認)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)