問3
有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)フェノールの水溶液は、アルカリ性を示す。
- (2)アニリンの水溶液は、アルカリ性を示す。
- (3)プロピオン酸の水溶液は、酸性を示す。
- (4)プロパンは、常温・常圧(25 ℃、1気圧)で気体である。
- (5)酢酸は、エタノールの酸化によって生じる。
正答 (1)
フェノールは、ベンゼン環にヒドロキシ基が付いた化合物で、水溶液は弱い酸性を示します。アルカリ性とする選択肢1は誤りです。
アニリン(アミノ基)はアルカリ性、プロピオン酸(カルボキシ基)は酸性です。官能基から液性を判断できるようにしておきましょう。
この問題で狙われた罠:有機化合物の性質と反応(酸性・酸化・水溶性)
フェノールの水溶液は弱酸性。第二級アルコール(イソプロピルアルコール)を酸化するとケトン(アセトン)。トルエンは水に溶けにくい。
なぜ?
酸化で何ができるかは、-OHが付く炭素の位置で決まる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)