問1
25 ℃、1気圧における環境空気中のメチルエチルケトン(CH₃COC₂H₅)の体積分率が 200 ppm であるとき、その質量濃度(mg・m⁻³)に最も近いものは、次のうちどれか。
- (1)70 mg・m⁻³
- (2)140 mg・m⁻³
- (3)290 mg・m⁻³
- (4)590 mg・m⁻³
- (5)730 mg・m⁻³
正答 (4)
ppm を mg/m³ に直すときは、ppm に分子量を掛けて 24.45 で割ります。メチルエチルケトン(CH₃COC₂H₅)の分子量は 72.1 です。
C [mg/m³] = 200 × 72.1 ÷ 24.45 ≒ 590
よって、最も近いのは 590 mg/m³ です。逆向きに 200 × 24.45 ÷ 72.1 と計算すると約 68(選択肢1)になります。
この問題で狙われた罠:ppm⇔mg/m³の換算(計算)
mg/m³ = ppm × 分子量 ÷ 24.45(25℃・1気圧)。
なぜ?
ppmは体積の比。25℃・1気圧で1molの気体は24.45Lなので、体積→mol→質量と直せば換算できる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)